Shinko 神港テクノス株式会社
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制御用語辞典のページです。製品の仕様や制御に関する用語について説明しています。

外部設定

外部からのアナログまたはデジタル信号を,目標値(SV)として設定できる機能です。

外 乱

制御温度の変動変化の原因となるものです。
例えば,周囲温度,電源電圧の変化等も外乱の原因になります。

カスケード制御

カスケード制御は,2つのPID制御を組み合わせて,1つのフィードバックループを作り,制御する方式です。
MVが変化してから,制御対象を測定するまでの遅れ時間や無駄時間が極端に大きい制御対象を制御する場合に有効です。
PVがSVに到達するまでの時間は長くなりますが,安定性の高い制御が可能です。

カスケード機能搭載機種
WCL-13AQX1シリーズ

加熱(逆)動作

現在値(PV)が目標値(SV)より低い場合制御出力ON,現在値(PV)が目標値(SV)より高い場合制御出力OFFとなる制御動作の事をいいます。
例えば,電気炉は,加熱(逆)動作となります。

加熱冷却制御

加熱・冷却制御は、制御対象の温度制御が加熱動作のみでは制御が難しい場合に冷却動作と組み合わせて行う制御です。
目標値(SV)と現在値(PV)に応じて制御された制御結果を加熱側出力と冷却側出力の2つに振り分けて出力します。
目標値(SV)より現在値(PV)が大きい場合、冷却側出力を出力します。
目標値(SV)より現在値(PV)が小さい場合、加熱側出力を出力します。
加熱側出力と冷却側出力の両方を出力する帯域、また両方を出力しない帯域を設定することもできます。

(例) 発熱を伴うプロセス(押出機等)や、常温付近での温度制御(環境試験機等)では制御対象に対し、 加熱と冷却の両方の動作を行う加熱・冷却制御が有効です。

簡易プログラムコントローラ

温度と時間の簡単なプログラム設定で,プログラムコントローラと同じ制御動作を行う機能です。

簡易プログラムコントローラ機能搭載機種
ACD, ACR-13A/ACD, ACR-15ABC□2シリーズJCL-33A

キャリブレータ

計測器を校正する計器のことをいいます。
電圧・電流・熱電対・測温抵抗体・パルスなどを発生し,点検・校正作業を行うことができます。

許容温度範囲

変換器の特性に永久変化を生じることなく使用できる温度範囲のことをいいます。

警報動作

・上限警報(偏差警報)
目標値(SV)に対して±の偏差設定で,現在値(PV)が上限警報設定値に達すると警報出力ONとなります。

上限警報動作図



[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: 5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
205℃≦現在値(PV)の時,警報出力ON
現在値(PV)≦203℃の時,警報出力OFF

上限警報動作図


・下限警報(偏差警報)
目標値(SV)に対して±の偏差設定で,現在値(PV)が下限警報設定値に達すると警報出力ONとなります。


下限警報動作図


[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: -5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
現在値(PV)≦195℃の時,警報出力ON
197℃≦現在値(PV)の時,警報出力OFF

下限警報動作図


・上下限警報(偏差警報)
上限警報と下限警報の両方を備えた警報で,現在値(PV)が上下何れの警報設定値に達すると警報出力ONとなります。


上下限警報動作図


[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: 5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
205℃≦現在値(PV)または現在値(PV)≦195℃の時,警報出力ON
197℃≦現在値(PV)≦203℃の時,警報出力OFF

上下限警報動作図


・上下限範囲警報(偏差警報)
上下限の設定範囲内で出力がON状態の時,現在値(PV)が上下何れかの警報設定値を越えると出力はOFFになります。


上下限範囲警報動作図


[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: 5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
195℃≦現在値(PV)≦205℃の時,警報出力ON
207℃≦現在値(PV)または現在値(P V)≦193℃の時,警報出力OFF

上下限範囲警報動作図


・絶対値警報
計器の目盛範囲内で,任意の点に警報設定でき,現在値(PV)がその警報設定値に達すると警報出力ONとなります。

絶対値上限警報


絶対値上限警報動作図

[設定例]
A1動作点: 205℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
205℃≦現在値(PV)の時,警報出力ON
現在値(PV)≦203℃の時,警報出力OFF

絶対値上限警報動作図

 

絶対値下限警報


絶対値下限警報動作図


[設定例]
A1動作点: 195℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
現在値(PV)≦195℃の時,警報出力ON
197℃≦現在値(PV)の時,警報出力OFF

絶対値下限警報動作図


・待機機能
この機能は,計器電源投入時,現在値(PV)が警報動作のはたらく領域内であっても出力が出ない機能です。
また,運転中に目標値(SV)を変更したために警報動作点が上記の領域内に入っても警報出力が出ない機能です。
運転を継続させ,現在値(PV)がその警報動作点を一度越えると待機機能は解除されます。

待機付上限警報

待機付上限警報動作図


[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: 5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
205℃≦現在値(PV)の時,警報出力ON
現在値(PV)≦203℃の時,警報出力OFF

待機付上限警報動作図


待機付下限警報


待機付下限警報動作図

[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: -5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
現在値(PV)≦195℃の時,警報出力ON
197℃≦現在値(PV)の時,警報出力OFF

待機付下限警報動作図



待機付上下限警報

待機付上下限警報動作図


[設定例]
目標値(SV): 200℃
A1動作点: 5℃
A1動作すきま: 2.0℃

[警報動作]
205℃≦現在値(PV)または現在値(PV)≦195℃の時,警報出力ON
197℃≦現在値(PV)≦203℃の時,警報出力OFF

待機付上下限警報動作図

警報動作すきま

警報動作が,ONからOFFまたはOFFからONに切り替わるまでの幅のことです。
警報動作すきまを小さくすると,警報動作点付近のわずかな温度変化でも警報出力がON/OFFし,接続された装置に悪影響を与えれることがあります。
これを防ぐため,ON/OFFの動作にすきま(ヒステリシス)を設けます。

警報動作遅延タイマ機能

現在値(PV)が,警報ONまたはOFF領域に入ってきても警報動作遅延時間で設定した値を過ぎるまでは,警報出力を出力しない機能です。
例えば,警報動作遅延時間を10秒に設定した場合温度が警報ONまたはOFF領域に入ってから10秒後に警報出力を出力します。

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